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ダイソーでは、塩素をベースとして生み出されるアリルクロライド(AC)、エピクロルヒドリン(EP)と、これらを主原料とする機能化学品群を「AC・EPチェーン」と呼び、中核事業と位置づけています。「AC・EPチェーン」は、その際立った物質特性により、幅広い産業分野で必要不可欠な素材として高い評価を得ています。
ダイソーの強みは、出発原料である塩素、アリルクロライド、エピクロルヒドリンから機能化学品まで、自社で作り出す一貫体制にあります。生産・品質・コストを最適化できることが、「AC・EPチェーン」の高い競争力を可能にしています。
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かせいソーダは、電気分解により塩素と同時に生産されます。そのため、ソーダ電解事業を行う化学メーカーでは、かせいソーダと塩素の両事業で利益を生み出すバランス経営が重要となります。
ダイソーでは、かせいソーダを含めた全ての製品のコスト競争力を高めるために、2003年に始まった第1次中計から、原燃料の使用率削減、回収エネルギーの有効活用などのコストダウンを推進しています。一方で、塩素を出発原料とする機能化学品の拡大強化を図ることにより塩素事業の付加価値を増大させ、両事業の相乗効果で成長を遂げてきました。
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次世代のコア事業として開発・育成中の「医薬品原薬・中間体事業」と「電極事業」。ともにダイソーが培ってきた技術やノウハウを活かして競争力を発揮できる分野です。
「医薬品原薬・中間体事業」では、ダイソーの強みである有機合成とバイオの技術を活かし、成長性の高い領域で薬効成分(原薬)やその原料である医薬中間体の開発に注力しています。
2010年にはインフルエンザ治療薬の原料となるシアル酸の量産を開始しました。現在も抗血栓薬、抗菌薬、骨粗しょう症治療薬など、多くの有望な受託案件の開発が進行しており、順次市場に投入する予定です。
一方「電極事業」は、創業に遡るダイソーの電解技術を発展させた事業です。すでに家電製品に使用される薄型鋼板の亜鉛めっき用電極では国内トップシェアを獲得。現在は、中国を中心としたアジア諸国でソーダ電解用電極の拡大を目指しています。